コウナイ陵辱 EP

あれから三ヶ月半の月日が流れた。 「……うん。だからこっちの事は心配いらないわ。  最初の頃は不便だったけれど、身体と一緒に心も慣れてきたから、もう平気よ」 休日の昼下がり。神代シオリは寝室のベッドに腰を下ろしつつ、携帯電話を片手に柔和な笑顔を浮かべていた。 彼女が心を許す唯一の相手とはすなわち、遠く離れた土地で単身働いている歯科医の夫だ。 内蔵スピーカーから響く愛しき人の声に、シオリはうっとりと目を細めている。 「ううん、そうじゃないわ。私だって貴方と過ごしたいわよ。いつだって会いたい。  ……でもね、私がそんなワガママ言っちゃったら優しい貴方の事だもの、  折角開業医としてのキャリアを積もうと努力しているのに、それを全部投げ打って帰省しちゃうでしょ?  駄目よ、そんなの。私のせいで大好きな人の夢が潰えるなんて、絶対許せないわ。  だから、私の事は気にせず今のまま、お仕事に専念して頂戴」 優しくもどこか毅然とした眼差しを向けながら、シオリはやや膨らんだ自分の腹部を緩やかに撫でている。 遠目から見ればまだそれほど目立ちもしないが、勘の良い同僚達の間では既に噂となって広まっている。 無論、シオリには姓を共にした旦那が居るのだから、妊娠したとして別段不思議はないはずだ。 「もう、相変わらずの心配性ね」 なおも納得しない夫に呆れたらしく、シオリは唇を尖らせて苦笑する。 と、不意にその唇を、横から何者かが無遠慮に奪った。 「……んむっ」 突然の接吻にも驚く様子はなく、むしろ自分から求めるように舌先を絡めていく。 やがて二人の口内からはぴちゃぴちゃと淫靡なリップノイズが鳴り始めるが、それでもシオリは平然とした面持ちで通話を続けようとする。 「んちゅっ、んぷっ、ちゅるるっ……あ、ごめんなさい、同僚の先生から頂いたアイスが溶けそうだったから、  はむっ、勿体無くて……っ、下品だけど、んちゅっ、食べながらでも良いかしら?」 夫は些か驚きながらも、快く承諾の返事をする。 まさかあの貞淑な妻が他の男とーーそれも教え子三人に囲まれつつーー自分と通話をしているなんて露ほども考えていない。 「んっ、ありがとっ……それにしてもこのアイス、見た目は安っぽいけど味は濃厚で、  んっ、ちゅるるっ、れろぅっ、クセになるわ……っ♪」 やがてシオリがだらりと舌を垂れさせると、周りを取り囲むように座っていた男達が交互にその舌を吸い始めた。 さながら甘美な花の蜜に群がる昆虫のような光景だ。 「んぷっ、んっんっ、ぷはっ、ジューシーな果汁が口の中に広がって、美味しい……っ、はぁむっ、ちゅるるっ♪」 絶えず耳元から響くいやらしげな水音に、鈍感な夫もさすがに怪しみ始めるが、 すぐに貴重な休憩時間が終わろうとしている事に気付いて、慌てて会話を締める。 「ううん、気にしないで。貴方のお仕事が忙しいのは知っているつもりだから。  ほら、患者さんが待ってるわよ、早くイッて……んむっ♪」 別れ際、夫がシオリに対して愛の言葉を囁くと、群がっていた男達は一斉に顔を見合わせて無言の笑みを浮かべた。 やがてその中から一人、丸々と肥えた男が代表して顔を近付けると、シオリは喜々としてその唇にむしゃぶり付いた。 三人とも当然の如く全裸で、シオリに至っては紐と見紛うばかりのエロ水着を身に付けている。 「んぶっ、んっ、わ、私も大好きっ! 愛してるわぁっ!  ずじゅるるるっ、じゅぼぼぼっ、じゅぶぶぶぶぅっ!!」 興奮のあまり、シオリは醜い肥満男の唇を舐るように吸引した。 電話を持たない方の手は自然と彼のペニスに伸びており、舌吸いで高まった射精欲を吐き出させようと数回上下に扱いた。 「んむっ!?」 びゅぶっ、びゅるるっ、びゅくびゅくっ……。 直後、熱塊のような精液がシオリの手の平に迸る。 「ちゅるるっ、ちゅーーーっ、ちゅーーーっ……」 ビクンビクンと脈打ちながら容赦なく叩きつけられる精の飛沫を、ディープキスに興じたまま、零さずしっかりと受け止める。 幸いなことに既に通話は切られていた。 「じゅるるっ、はぁ……っ、はふぅ……っ」 口端から溢れて零れそうになっていた唾液を、精液まみれの指先で掬い取って一気に吸う。 指の間に絡みついていた子種の一滴一滴まで余さず胃に含めてから、シオリは彼らに向かって色狂いの眼光を飛ばす。 「聞いたでしょ、ちゃんとあの人にも伝えてあるの。貴方の子ですって。  こういうの、托卵って言うのかしら。夫婦間の子じゃない、他人の子を育てるなんて、全く最低よね。  本当、最低だわ。私って。フフ、けど――」 一旦言葉を区切り、ブルリと震えの走った半裸の身体を抱くようにしながら、インモラルな法悦を暫しの間、堪能する。 「本能だもの、逆らえないわ。私はもう、貴方達に与えられる汚れた快楽が無いと生きていけないのよ。  命令されれば一ノ瀬くんや三津田くんの赤ちゃんだって、産んで育ててあげる。だから、ね?」 そう言って、シオリはくぱっと大きく口を開くと、物足りないと言いたげな表情を浮かべながら、彼らにおねだりした。 「ここにぃ、いっぱい唾液と精液をぉ、恵んで欲しいのぉ……、  その為ならいくらでもこの家に泊まったっていいからぁ、ね? ね?」 こうして神代シオリという高飛車で傲慢な女教師は堕ち、 教え子達の唾液と精液を貪ることだけを生きがいとする口吸い人形として、 末永く彼らに飼われ続けるのだった――。 update:2015.12.09


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